SA1
Section: Linux User's Manual (8)
Updated: JULY 2018
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名前
sa1 - 情報を収集し、バイナリデータをシステム活性度日次データファイルに格納する。
書式
/usr/lib64/sa/sa1 [ --boot |
interval
count
]
説明
sa1
コマンドは
sadc
コマンドを使ったシェルプログラムの一種で、
sadc
の全てのフラグとパラメータを扱う。
sa1
コマンドはデータを収集し、バイナリデータを現在の
標準システム活性度日次データファイル
(standard system activity daily data file) に格納する。
標準システム活性度日次データファイルは、
sadc
のオプション
-D
が指定されない限り、
saDD
と言う名前である。
指定された場合、
saYYYYMMDD
と言う名前である。
ここで、YYYY は現在の年、MM は月、DD は日である。
デフォルトでは、このファイルは
/var/log/sa
に置かれている。
interval
と
count
パラメータは、レコードを
count
回
interval
秒間隔で書き出すように指定する。
sa1
に引数を指定しない場合、1 レコードを書き出す。
sa1
コマンドは cron コマンドから自動的に開始するようにデザインされている。
オプション
- --boot
-
このオプションを指定すると、
sa1
は
sadc
を
interval
と
count
パラメータを指定せずに呼び出す。
これにより、カウンターを 0 にリスタートするときに、
時刻を記載するダミーのレコードを追加する。
例
(ディスクを含む) データを 10 分間隔で集めるには、
以下のエントリを root の crontab ファイルに追加すること。
0,10,20,30,40,50 * * * * /usr/lib64/sa/sa1 1 1 -S DISK
ファイル
/var/log/sa/saDD
/var/log/sa/saYYYYMMDD
-
標準システム活性度日次データファイルとデフォルトの場所。
YYYY は現在の年、MM は月、DD は日である。
著者
Sebastien Godard (sysstat <at> orange.fr)
関連項目
sar(1),
sadc(8),
sa2(8),
sadf(1),
sysstat(5)
https://github.com/sysstat/sysstat
http://pagesperso-orange.fr/sebastien.godard/
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- オプション
-
- 例
-
- ファイル
-
- 著者
-
- 関連項目
-
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Time: 03:32:53 GMT, March 20, 2020