SA2

Section: Linux User's Manual (8)
Updated: JUNE 2014
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名前

sa2 - 現在の標準システム活性度日次データファイルからレポートを作成する。  

書式

/usr/lib64/sa/sa2  

説明

sa2 コマンドは sar コマンドを使ったシェルプログラムの一種で、 日次レポートを sarDD または sarYYYYMMDD ファイルに書き出す。 ここで、YYYY は現在の年、MM は月、DD は日である。 デフォルトでは、このレポートは /var/log/sa に置かれている。 sa2 コマンドはデフォルトでは 1 週間以上前のレポートを削除も行う。 HISTORY 環境変数を設定することで、レポートの保持期間を長く (もしくは短く) できる。 詳細は sysstat(5) マニュアルページを参照すること。

sa2 コマンドは sar コマンドの大部分のフラグとパラメータを受け付ける。

sa2 コマンドは cron コマンドから自動的に開始するようにデザインされている。

 

sa2 コマンドを毎日起動するには、 以下のエントリを root の crontab ファイルに追加すること。

5 19 * * 1-5 /usr/lib64/sa/sa2 -A &

これはデフォルトの日次レポート sarDD/var/log/sa に生成する。 ここで DD パラメータは日を表す。  

ファイル

/var/log/sa/sarDD
/var/log/sa/sarYYYYMMDD
標準システム活性度日次データファイル (standard system activity daily data file) とデフォルトの場所。 YYYY は現在の年、MM は月、DD は日である。

 

著者

Sebastien Godard (sysstat <at> orange.fr)  

関連項目

sar(1), sadc(8), sa1(8), sadf(1), sysstat(5)

http://pagesperso-orange.fr/sebastien.godard/


 

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Time: 14:57:46 GMT, March 28, 2020