ISOSIZE

Section: System Administration (8)
Updated: June 2011
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名前

isosize - iso9660 ファイルシステムの長さを出力する  

書式

isosize [options] iso9660_image_file  

説明

このコマンドは、与えられたファイルに含まれる iso9660 ファイルシステムの長さを出力する。 ファイルは通常のファイルでも ブロックデバイス (例えば /dev/hdd や /dev/sr0) でもよい。 オプション (とエラー) がない場合、 iso9660 ファイルシステムのサイズをバイト単位で出力する。 現在では大きな数 (>> 4 GB) になることもある。  

オプション

-x, --sectors
ブロックカウントとブロックサイズを人に可読な形式で出力する。 出力では「ブロック」に対して「セクタ」という言葉が使われる。
-d, --divisor number
-x が指定されていない場合にのみ効果がある。 (エラーがない場合) 出力される数値は、 number で分割されたバイト単位での iso9660 ファイルシステムのサイズである。 よって、 number がブロックサイズの場合、 出力される数値はブロックカウントになる。

iso9660 ファイルシステムを含む ファイル (またはブロックデバイス) のサイズは、 iso9660 ファイルシステムの実際のサイズより少し大きい。 この理由の 1 つは、cd ライタが iso9660 イメージの後に "run out" セクタを追加できることにある。  

返り値

0
成功
1
使い方の間違いといった、基本的な失敗
32
全て失敗
64
一部失敗
 

入手方法

isosize コマンドは util-linux パッケージの一部であり、 Linux Kernel Archive から入手できる。


 

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オプション
返り値
入手方法

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Time: 13:17:43 GMT, March 22, 2020