MCOOKIE
Section: User Commands (1)
Updated: December 2014
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名前
mcookie - xauth のためのマジッククッキーを生成する
書式
mcookie
[options]
説明
mcookie
は X 認可システムで使われる 128 ビットの 16 進数の乱数を生成する。
典型的な使い方は以下の通りである:
-
xauth add :0 . `mcookie`
生成される「乱数」は MD5 メッセージダイジェストである。
これは
getrandom()
システムコール、
/dev/urandom、
/dev/random、
libc 疑似乱数
の順にいずれかのソースを元にした乱数情報である。
オプション --file も参照すること。
オプション
- -f, --file file
-
file を追加の乱数元とする (例 /dev/urandom)。
file が '-' の場合、文字列を標準入力から読み取る。
- -m, --max-size number
-
file から number バイトのみを読み取る。
このオプションは追加の乱数元をファイルまたはデバイスから
読み取る時に使うことを意図している。
-
number
引き数の後ろに倍数の拡張子
KiB (=1024), MiB (=1024*1024), GiB, TiB, PiB, EiB, ZiB, YiB を
付けることができる
("iB" はオプションであり、つまり "K" は "KiB" と同じ意味である)。
また、拡張子
KB (=1000), MB (=1000*1000), GB, TB, PB, EB, ZB, YB
を付けることもできる。
- -v, --verbose
-
乱数元がどこであるかと、各乱数元から読み取ったエントロピーを
表示する。
- -V, --version
-
バージョン情報を表示して、終了する。
- -h, --help
-
ヘルプを表示して、終了する。
バグ
このコマンドは、オープンされたデバイスがブロックされていないことを
仮定している。
ファイル
/dev/urandom
/dev/random
関連項目
md5sum(1),
X(1),
xauth(1),
rand(3)
入手方法
mcookie コマンドは、util-linux パッケージの一部であり、
Linux Kernel Archive
から入手できる。
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- オプション
-
- バグ
-
- ファイル
-
- 関連項目
-
- 入手方法
-
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Time: 12:49:37 GMT, August 02, 2019