FINCORE

Section: User Commands (1)
Updated: March 2017
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名前

fincore - コアにあるファイルの内容のページ数をカウントする。  

書式

fincore [options] file ...  

説明

fincore はメモリ (コア) に存在するファイルの内容のページ数をカウントし、 ページ数を表示する。 カウント中にエラーが起こった場合、標準エラー出力にエラーメッセージが 表示され、 fincore はコマンドラインにリストされた残りのファイルの処理を継続する。

デフォルト出力は、変更される可能性が高い。 いつでも使えるように、スクリプト内ではデフォルト出力を使わない方がよい。 固定の出力が必要な環境では、 --output columns-list を使って必要なカラムを常に明示的に定義するべきである。  

オプション

-n, --noheadings
ステータス出力のヘッダ行を表示しない。
-b, --bytes
SIZE カラムを人が読みやすい形式ではなく、バイト単位で表示する。
-o, --output list
カラム出力を定義する。 現在サポートされているカラムのリストを取得するには、 --help を参照すること。 list+list という形式で指定することで、 カラムのデフォルトのリストを拡張できる。
-r, --raw
出力を生の (raw) 形式にする。 潜在的に安全でない文字は 16 進数でエスケープされる (\x<code>)。
-J, --json
JSON 出力形式を使う。
-V, --version
バージョン情報を表示して、終了する。
-h, --help
ヘルプを表示して、終了する。
 

著者

Masatake YAMATO  

関連項目

mincore(2), getpagesize(2), getconf(1)  

入手方法

fincore コマンドは util-linux パッケージの一部であり、 Linux Kernel Archive から入手できる。


 

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入手方法

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Time: 14:11:10 GMT, April 07, 2020