IFSTAT

Section: Linux (8)
Updated: 28 Oct 2015
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名前

ifstat - ネットワークインタフェースの統計を読むための手軽なユーティリティ  

書式


ifstat [ OPTIONS ] [ INTERFACE_LIST ]


INTERFACE_LIST := INTERFACE_LIST | interface  

説明

ifstat はネットワークインタフェースの統計を綺麗に表示する。 このユーティリティは以前に表示したデータのレコードを履歴ファイルに保持し、 デフォルトでは、前の呼び出しと現在の呼び出しの差分のみを表示する。 履歴ファイルのデフォルトの場所は、/tmp/.ifstat.u$UID であるが、 IFSTAT_HISTORY 環境変数で上書きできる。 同様に xstat (拡張した stats) の履歴ファイルのデフォルトの場所は /tmp/.<xstat name>_ifstat.u$UID である。  

オプション

-h, --help
オプションのサマリーを表示する。
-V, --version
プログラムのバージョンを表示する。
-a, --ignore
履歴ファイルを無視する。
-d, --scan=SECS
SECS 秒ごとに統計のサンプリングを行う。
-e, --errors
エラーを表示する。
-n, --nooutput
何も出力しない。履歴ファイルの更新のみを行う。
-r, --reset
履歴をリセットする。
-s, --noupdate
履歴ファイルの更新を行わない。
-t, --interval=SECS
過去 SECS 秒の平均をレポートする。
-z, --zeros
何も活動がないエントリを表示する。
-j, --json
結果を JSON フォーマットで表示する。
-p, --pretty
--json と組み合わせて、出力を綺麗に表示する。
-x, --extended=TYPE
TYPE に指定した拡張の統計を表示する。 サポートされるタイプは以下のとおり。

cpu_hits - CPU を経由したパケットのみをカウントする。

 

環境変数

IFSTAT_HISTORY
設定された場合、この値は別の履歴ファイルパスとして解釈される。
 

関連項目

ip(8)
 

著者

ifstat は Alexey Kuznetsov <kuznet@ms2.inr.ac.ru> によって書かれた。

このマニュアルページは Petr Sabata <contyk@redhat.com> によって書かれた。


 

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環境変数
関連項目
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Time: 15:21:43 GMT, July 15, 2019